2012年4月26日(木)
特別委きょう設置へ
佐々木氏 “議論なし”と批判
衆院議院運営委員会は25日の理事会で、消費税法案などを審議する特別委員会の設置を26日の衆院本会議で議決することを決めました。
日本共産党の佐々木憲昭議員は、特別委員会設置については議運理事会でほとんど議論されておらず、民主、自民、公明3党が設置で合意したといって押し付けるのは問題だと指摘しました。
また、それぞれ重大な内容の11本もの法案を民主党は一括して審議するというが、どの法案を対象にするか各党間で合意していないと強調。何を審議するかも明確でないのに、特別委員会を設置することは国会法に照らしても認められないと強調しました。
民主党は27日の本会議で消費税増税法案の審議入りを求めましたが、自民党は「法案審議の順番について話がついていないので無理がある」といって応じず、引き続き協議することになりました。