2012年4月22日(日)
「無料青空市ありがたい」
雇用促進住宅で共産党ボランティア
岩手・釜石
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日本共産党の長野県長水地区委員会のボランティア9人は21日、岩手県東部地区のスタッフとともに、同県釜石市にある「みなし仮設」の雇用促進住宅を訪れ、コメや野菜、日用品などを届ける無料青空市を行いました。約70世帯が来場。
開始時間の前から、袋を持参した住民たちが行列をつくりました。子どもたちは並べられた絵本の前に集まり、「津波で無くなった絵本と同じものがあったよ」と、うれしそうに本に手を伸ばしていました。
同県大槌町に住んでいた女性(73)は雇用促進住宅のような、みなし仮設には支援の手が届きにくいといいます。「雇用促進住宅からお店が遠い。娘が休みの日に車で買い物に行っているので、ボランティアはありがたいです」と話しました。
同市の沿岸部に住んでいた30代の女性は、「野菜の支援がうれしかったです。住むところがあるだけでありがたいけど、職場は津波で流されて、これから先どうなるのか不安」と語りました。
ボランティアに参加した、野々村ひろみ党長野市議団長は「少しでも元気を出してもらえたらうれしいです。日本共産党は精いっぱい応援します」とあいさつしました。