2012年4月21日(土)
民主、設置強行の構え
消費税増税案など特別委 共産党が反対表明
日本共産党の穀田恵二国対委員長と民主党の城島光力国対委員長が20日、国会内で会談しました。城島氏は、24日の衆院本会議で消費税増税法案など11法案を一括して審議する「社会保障・税一体改革特別委員会」を設置したいと提案。自民党が出席しない場合でも設置する考えだと表明しました。本会議での消費税増税法案の趣旨説明と質疑については、26日にも行いたいと述べました。
これに対し穀田氏は「11本の法案は一つひとつが国民生活に重大な影響を与える重要法案であり、慎重で徹底した審議を行うべきだ。それを一括で審議することになれば、慎重審議の保証もない」として、特別委員会設置に強く反対する考えをあらためて表明しました。
11本の法案は、消費税増税法案、厚生年金と共済年金の一元化法案、子ども子育て新システム法案、国民番号制導入法案などです。