2012年4月20日(金)
比例削減は民意無視
選挙制度抜本改革へ 11団体が集会
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衆院比例定数80削減に反対し、民意を正しく反映する選挙制度への抜本的改革を求める集会が19日、衆院第1議員会館で開かれました。主催は憲法改悪阻止各界連絡会議や自由法曹団など11団体。集会後、小選挙区制度廃止などを求めて国会議員に要請しました。
主催者あいさつで全労連の柴田真佐子副議長は「国民主権を踏みにじる比例削減に反対し、民意が反映する制度に抜本的に改めるよう草の根の運動を広げたい」と述べました。
医療や労働、商工など各界から4氏が発言。認可保育園の増設運動にかかわる女性(28)=新日本婦人の会=は「子育て新システムが導入されると、『認可保育園に入りたい』という声が無視され、子どもは行き場を失う。国民の声を無視するという点では比例削減も同じ」「母親の悲痛な叫びが届かなくなる」と訴えました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長が選挙制度改革をめぐる動きを報告し、「国民的大運動と結んでたたかいたい」と語りました。