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2012年4月8日(日)

埼玉 「提言」経済懇談会

増税反対 広げる力に

小池政策委員長が報告

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(写真)埼玉県で開かれた経済問題講演・懇談会。講演するのは小池晃政策委員長=6日、さいたま市浦和区

 日本共産党埼玉県委員会は6日、さいたま市の、さいたま共済会館で「経済問題講演・懇談会」を開き、会場いっぱいに50団体から300人が参加しました。

 小池晃政策委員長が「社会保障充実・財政危機打開の提言」について報告しました。小池氏は「消費税増税は絶対ダメだと確信を持って訴えていただけるようにしたのがこの『提言』です」と述べ、社会保障充実のための税制改革と、国民所得を増やす経済改革を同時並行で進めるという「提言」の柱を説明しました。

 参加者からは発言の手が次々にあがりました。さいたまコープの佐藤利昭理事長は、消費税の税率5%への増税のときにも経営に大きな打撃があったと述べ、「10%になれば景気が冷え込み、税収も減り何の得もない。運動を進めて増税法案を廃案に追い込む」と表明。製本会社会長の男性は「消費税を価格に上乗せできているが、10%に上げてもいいとはならない。間違いなく受注単価が下げられる」と現場の実態を示し、「増税反対・世直しの運動を一緒に進めたい」と語りました。

 ほかにも中小企業、労働、医療など各分野から「政府の社会保障切り捨て、増税路線に暗たんたる気持ちでおり、『提言』をむさぼるように読んだ」「低賃金で社会の支え手の力が弱まっている。『提言』で消費税増税反対の国民的議論ができる」などの発言が相次ぎました。

 まとめの発言で小池氏は「『提言』を多くの人に届け、消費税増税反対の一点での共同を広げるためがんばりたい」と語りました。

 梅村早江子衆院北関東ブロック比例予定候補が閉会あいさつし、消費税増税法案廃案に全力をあげる決意を述べました。


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