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2012年4月8日(日)

党ボランティアが仮設で無料バザー

宮城・石巻

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(写真)無料バザーで絵本を選ぶ人たち=7日、宮城県石巻市の仮設団地

 日本共産党の東京都大田地区委員会のボランティアは7日、宮城県東部地区委員会のスタッフとともに、同県石巻市内の仮設団地で、衣類や日用品の無料バザーや聞き取りなどを行いました。17歳から71歳の約30人が参加しました。バザーには約100人が来場。何度も試着をして真剣に選ぶ姿や、おしゃべりをしながらお汁粉をほおばる姿が見られました。

 三浦一敏党宮城県議が駆け付け、「仮設に住む人の自立と、生活再建を目指して粘り強くがんばりたい」とあいさつしました。

 東京都大田区で刃物屋を営む男性(68)が「包丁持ってきてください、研ぎますよ」と呼びかけると、次々に刃物が持ち込まれました。持ち主からは「きれいになった」「うれしい」などの声が聞かれました。

 同団地に住む男性(66)は「ほしかった長いコートがあってよかった。東北はまだまだ寒いから。昔から共産党を応援しているよ」と話します。男性は津波で、兄とおい、友人を亡くしました。「仮設に住む人はみんな心の傷を抱えている。ここの仮設でも孤独死があった。国や自治体はしっかり被災者の気持ちをくんで、精神面のケアを重視してほしい」と、訴えました。


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