2012年4月6日(金)
消費税増税止める正念場
志位委員長が表明
日本共産党の志位和夫委員長は5日、2012年度予算が成立したことについて記者団に問われ、「これからが正念場だ。消費税に頼らなくても社会保障を充実し財政危機を打開できるという抜本的対案を示し、何としても消費税増税法案を廃案に追い込みたい」と語りました。
12年度予算については「消費税増税に道を開く予算だ。年金、医療、介護、子育てなど、あらゆる面で社会保障を切り捨て、消費税増税との『一体改悪』への道を開いた最悪の予算だ」と批判しました。
志位氏は、世論調査でも野田内閣の増税計画には50数%〜60%が反対していることをあげ、「野田内閣が増税に突っ込めば突っ込むほど反対が広がり、その圧力が与党内の矛盾や亀裂を生んでいる。国民の声に謙虚に耳を傾けて、しゃにむに増税に突き進む姿勢は今からでも改めるべきだ」と強調しました。