2012年4月2日(月)
増税に怒り 全国行動デー
社会保障財源なんてウソ
|
「消費税増税法案をなんとしても廃案に」と、消費税導入(1989年4月1日)から23年となる1日、消費税をなくす全国の会が呼びかけた「消費税増税ストップ怒りの行動デー」が全国でくり広げられました。消費税廃止各界連絡会などと共同し、各地で自動車パレードや繁華街での宣伝を行いました。
東京では、消費税をなくす全国の会と東京の会、台東の会が上野駅前で、風船や着ぐるみを使って上野公園の観光客らにアピールしました。全国の会の牧野由子事務局長をはじめ会員らは、社会保障を口実に消費税増税法案を提出した野田政権を厳しく批判。「富裕層に応分の負担を求めるなど、消費税を上げなくても社会保障の財源はつくれます」とのべ、増税反対署名の協力を呼びかけました。
北海道釧路市から妻と観光に来た男性(70)は、「社会保障のために消費税を上げなくてはいけないなんてうそだよ。社会保障の財源を確保する方法は消費税以外にもあるんだから」といって署名しました。
署名した神奈川県藤沢市の女性(60)は、「年金を引き下げたり、消費税を上げたり、弱い立場の人ばかりを苦しめる野田さんはおかしい」と憤りを隠しませんでした。