2012年3月29日(木)
劇場支援など目指す
音楽議員連盟 市田氏あいさつ
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超党派でつくる音楽議員連盟(音議連)は28日、国会内で総会を開き、劇場の支援などを目指す「劇場法」(仮称)や文化予算の増額などにとりくむことを決めました。
音議連副会長である日本共産党書記局長の市田忠義参院議員、宮本岳志衆院議員が出席しました。
音議連が作成した「劇場法」に関する要点について、井上建夫さん(びわ湖ホール館長)、岩崎巌さん(石川県立音楽堂)、真野純さん(公共劇場舞台技術者連絡会会長)、大和滋さん(文化芸術推進フォーラム事務局長)らが、それぞれの立場から発言し、意見交換をしました。
日本芸能実演家団体協議会(芸団協)専務理事の大林丈史さんは、一昨年にとりくんだ文化予算増額の国会請願が63万人の署名を集めながら不採択となったことに触れ、引き続き請願を提出したと報告しました。
あいさつに立った市田議員は「法制化にあたっては劇場やそれを活用するみなさんの声を反映して内容を充実させたい」と述べ、文化予算増額の請願について「63万人の署名は、みなさんの要求が幅広い人々に支持されたということです。今度こそ超党派で採択しましょう」と呼びかけました。