2012年3月29日(木)
反対の世論に応えよ
穀田氏会見 閣議決定中止を
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は28日、同日未明に終了した民主党の消費税増税法案事前審査の会議について、「あれこれ修正を入れたと言うが結局、消費税の大増税をやることに変わりはない。消費税増税反対の国民世論に応えるべきだ」と強調しました。
穀田氏は会議で出された同法案の修正案について、実質2%程度の経済成長率を法案に書き込むものの、これを消費税率引き上げの前提条件としていないことに触れ、「消費税増税の本質は変わらない」と批判しました。
穀田氏は「大事なのはこの間の世論調査の結果だ」として、世論調査で消費税増税反対が過半数を大きく超え、今国会で同増税法案を通すべきではないとの意見が多数にのぼることを紹介。「知れば知るほど消費税増税に反対する意見が多くなっている。消費税増税法案を閣議決定すべきではないし、国会に出すべきではない」と述べました。