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2012年3月27日(火)

仮設住宅

風呂に追いだき機能を

被災者の声に、政府「検討」

山下議員要求

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写真

(写真)質問する山下芳生議員=26日、参院復興特別委

 小宮山洋子厚生労働相は26日の参院震災復興特別委員会で、東日本大震災被災地の仮設住宅の風呂に追いだき機能を取り付けることについて「冬に向けて前向きに検討している」と述べ、次の冬に備えて取り付けていく考えを示しました。日本共産党の山下芳生議員に対する答弁。

 仮設住宅の風呂には追いだき機能が付いていないため、「冷めた風呂で我慢している」「ガスと水道代が家計を圧迫している」と改善を求める声があがっていました。2月8日の参院予算委員会で山下氏は、浴槽の交換をしなくても湯沸かし器だけを交換できる例など具体的に提案し「凍えている5万世帯の被災者を見捨てることは許されない」と主張。野田首相は「勉強したい」、小宮山厚労相も「調べたい」と答弁していました。

 この日の委員会で厚労相は「大規模な改修工事が難しい」などと述べたため、山下氏は「その程度の課題は絶対乗り越えなければならない」と述べ、早急に取り付けるよう求めました。


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