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2012年3月27日(火)

大阪維新が質問した組合リストはねつ造

交通局発表

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 大阪市営地下鉄で働く職員でつくる大阪交通労働組合(大交)が昨年11月の大阪市長選の際、平松邦夫前市長を支援する「知人・友人紹介カード」の配布・回収リストを作成したとされた問題で、大阪市交通局は26日、リストは同局鉄道事業本部所属の非常勤嘱託職員によって捏造(ねつぞう)されたものであることが確認されたと発表しました。

 同局は業務上の資料データをもとに捏造されたとしています。

 2月に「知人・友人紹介カード」が“発覚”した時、橋下徹市長は「しっかり調査したい」と述べ、市特別顧問の野村修也弁護士に指示していました。

 橋下市長は同日、報道陣に「市交通局の中で捏造問題があり、市民にお騒がせしたことは大変申し訳ない。これは組合がやったことではない」と認めました。

 一方、市議会で同リストの存在を取り上げた杉村幸太郎議員や所属する「大阪維新の会」の責任については「杉村議員は非常に慎重な言い回しで質問している。『維新の会』にも杉村議員にも何の問題もない」とかばい立てしました。


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