2012年3月26日(月)
「原発ノー」つぶやきが“大行進”に
東京・渋谷
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インターネットのツイッター(つぶやき)を通じて反原発デモを呼びかける有志のグループ、「TwitNoNukes (ツイート・ノーニュークス)」は25日、すべての原発の早期停止と、原発のない社会を求めて東京・渋谷でデモ行進をしました。約1000人が参加しました。
通称「ツイッター・デモ」はこの日、9回目を迎えました。ドラムやサックスなどの演奏とともに「原発いらない」「再稼働反対」とコールしました。
東京都杉並区の男性(47)はドラムを持参して参加。「人類の手に負えない原発はなくすべき。福島第1原発事故の検証もろくにせずに再稼働なんてありえない」と語りました。
前橋市から参加した児童(12)は「学校では原発のことは何も教えてくれず、事故が起こるまでは原発のことを全然知らなかった。原発は危険なので止めてほしい」と話しました。
埼玉県草加市の女性(26)は1歳5カ月の子どもと夫の3人で参加しました。「親が行動する姿を見て、子どもが何か感じてくれたらうれしい」と話しました。
デモを見ていた沿道の人からは「すごい人数だ」「お祭りみたい」などの声が聞かれました。