2012年3月25日(日)
“騒音を配備”
厚木に米最新鋭電子戦機
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妨害電波による敵のレーダー網破壊などを任務とする最新鋭の電子戦機EA18Gグラウラーが24日、米海軍厚木基地(神奈川県大和市、綾瀬市、海老名市)に配備され、報道陣に公開されました。
横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機となります。
今年2月8日に部品落下事故を起こしたEA6Bプラウラーとの交代です。同機と比べてグラウラーのエンジン出力は2倍近くに達し、配備される機数も1機増えて6機になります。爆音被害の拡大が懸念されます。
同機を運用する第141電子攻撃中隊(VAQ141)のミラー隊長は、昨年、同中隊が原子力空母ジョージ・H・W・ブッシュの艦載機として7カ月展開し、イラクとアフガニスタンでの作戦に237回、参加したことを明らかにしました。
グラウラーは高度な軍事機密を有していると見られ、機体に接近することはできませんでした。