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2012年3月16日(金)

江戸川土手2万700ベクレル

お台場にもホットスポット

党都議団調査

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(写真)街路樹植え込み土壌から高濃度の放射性物質が検出された臨海副都心・お台場海浜公園駅前=東京都港区(日本共産党都議団撮影)

 東京・臨海副都心のお台場海浜公園駅前(港区)にある街路樹の植え込みの土壌から1キログラムあたり1万600ベクレル、江戸川土手で2万700ベクレルの放射性物質(セシウム134、137)を検出するなど“ホットスポット”が広がっていることが15日、日本共産党都議団の調査で明らかになりました。

 調査は2〜4日、足立、葛飾、江戸川の東部3区と港、中央両区の15地点で地表1センチの土壌や落ち葉を採取し、測定したもの。国の焼却灰などの管理型最終処分場の基準(1キログラムあたり8000ベクレル)を超えた箇所は5地点です。

 お台場海浜公園駅前(1万600ベクレル)と江戸川大橋北西側の民家側道路脇の土壌(2万700ベクレル)の地上1メートルの空間放射線量はそれぞれ毎時0・14、0・18マイクロシーベルトでした。都の除染基準(地上1メートルで1マイクロシーベルト)より低い線量の地点でも高濃度の放射性物質に汚染されていました。

 江戸川土手下部の河川敷側で1万3700ベクレル、河川敷側駐車場から1万2500ベクレルを検出。近くには住宅や学校、幼稚園、保育園、病院があります。

 足立区の東綾瀬公園にある雨水ます口周辺の土壌から1万2400ベクレル、中央区晴海5丁目道路脇の土壌は3680ベクレル、江戸川区の篠崎駅近くの街路樹植え込み土壌は4180ベクレルでした。

 党都議団は2月21日、都立水元公園(葛飾区)の土壌から最高2万3300ベクレルが検出されたことを発表。都有施設のきめ細かな測定と速やかな除染を都に申し入れています。

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