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2012年3月15日(木)

仮設防寒ぜひ 千葉・旭市津波被害

民青、ボランティア経験政府に

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(写真)復興庁職員(右側)に要望書を手渡す寺尾県委員長(中央)と(左から)畑野、さいとう両予定候補=13日、衆議院第1議員会館

 日本民主青年同盟千葉県委員会は13日、衆議院第1議員会館で国会要請を行い、東日本大震災で津波により大きな被害を受けた同県旭市の被災者が暮らす仮設住宅の生活環境改善を求める要望書を復興庁職員に手渡しました。

 畑野君枝衆院南関東ブロック比例予定候補、さいとう和子衆院千葉4区予定候補、志位和夫委員長の国会秘書の窪田則子氏が同席しました。

 要請した学生らは、旭市でのボランティア活動を通じて寄せられた被災者の声を紹介。「防寒対策がなされず、冬場は光熱費がはね上がっている」「病院や診療所への移動手段がなく、予防医療が行き届いていない」と指摘しました。

 復興庁職員は「復興庁は基本的に自治体を支援するもの。県や市から被災者支援の要望があれば対応する」と表明。要請の中で質問に上がった仮設住宅利用期間(現状2年)の延長については「復興状況をふまえて検討する」と答えました。

 畑野予定候補は、旭市や液状化被害を受けた浦安市など県内被災地の現状を指摘。「千葉県の被災状況もしっかり把握してもらいたい」と強調しました。

 民青同盟県委員会の寺尾賢委員長は「復興庁を機能させるため、被災者の生活の実態を伝える取り組みを続けていきたい」と話しました。


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