2012年3月11日(日)
「バイバイ原発」5000人
京都
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東日本大震災と福島原発事故から1年を前にした10日、京都市東山区の円山公園で、「バイバイ原発3・10きょうと」が行われました。広範な団体や市民でつくる実行委員会の主催で、参加者は会場の音楽堂に入りきれず公園一帯にあふれ、熱気に包まれました。
5000人の参加者はプラカードや衣装を持ち寄り、「バイバイ原発、命が大事」「大飯の原発、動かさないで」「みんなで一緒に歩きましょう」と力強く唱和しました。
震災犠牲者に黙とうし、原強さんが主催者あいさつ。小出裕章・京都大学原子炉実験所助教、「さようなら原発1000万人署名」京都の会・石田紀郎さんがスピーチしました。
アイドルグループの制服向上委員会と同会長の橋本美香さんが「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」などを披露。
京都仏教会理事長の有馬ョ底氏がメッセージを寄せました。
小学1年生と4歳、1歳の3人の子どもと初めてデモに参加した女性(38)=中京区=は「いつもインターネットで原発関連の情報を得ているだけなので、自分の目でつながりを確かめたくて来ました。一人じゃないと心強く思いました」と話しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員、井上哲士参院議員が参加しました。