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2012年3月5日(月)

衆院選挙制度 抜本改革の機 逃すな

「小選挙区に問題」 民主除き各党共通

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 日本共産党の穀田恵二国会対策委員長は4日、NHK「日曜討論」に出演し、各党の国会対策責任者と衆院選挙制度改革や2012年度予算案について議論しました。(穀田氏発言)


NHK「日曜討論」 穀田氏が主張

 穀田氏は、衆院選挙制度について、「全党が参加する各党協議会では、今の小選挙区制度が民意をゆがめる制度で問題ありというのが(民主党を除く)共通の認識になっている」と指摘し、国民の民意を反映させる選挙制度の抜本改革実現へ「協議を行っていくこの機を逃したらいけない」と主張しました。

 民主党の城島光力国対委員長は、「一日も早く結論を出すべきだ」と述べ、抜本改革の議論を棚上げし、早急に結論を出すことを求めました。

 各党出席者は「今の選挙制度は問題があるとずっと言ってきた」(たちあがれ日本・園田博之幹事長)、「今の小選挙区制度を前提とした制度はだめだ」(みんなの党・山内康一国対委員長)、「1票の格差の問題、定数削減、選挙制度の問題を三位一体で解決しようといっている」(公明党・漆原良夫国対委員長)と口をそろえ、引き続き各党協議会で議論していく必要性を強調しました。

 12年度予算案について、各党からは、衆院での採決時期について意見が集中。穀田氏は、「国民にとってどういう内容なのかが問われている」と問題提起。(1)社会保障費が戦後初めて前年度比マイナス予算になるなど切り捨て(2)大企業や富裕層にいっそうのばらまき減税(3)消費税の大増税を前提とした予算案である―と批判しました。

 その上で、穀田氏は、「今、大事な点は、消費税増税に頼らず財政再建し、社会保障の充実を成し遂げることだ」と強調。日本共産党の社会保障充実・財政危機打開の「提言」を踏まえ、予算案の「組み替え案」を提案し「議論を深めたい」と表明しました。


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