2012年3月2日(金)
懇談と共同広げたい
志位委員長が会見
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日本共産党の志位和夫委員長は1日、国会内で記者会見し、「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」に関する各界との懇談が広がり、幅広い人々から賛同する声が寄せられていると紹介し、「消費税増税をストップさせるたたかいとともに、政治の姿勢を変えれば、消費税に頼らなくても、社会保障の拡充と財政危機打開の道が開かれることを、太く明らかにしていく取り組みを全国的に強めたい」と表明しました。
今後、志位氏自身が参加して参議院議員会館での各界懇談会(12日)を皮切りに、横浜(15日)、大阪(17日)など各地で懇談会を開くことに触れながら、「『提言』で提起した流れが全体の流れになっていくように力を尽くしたい」と述べました。
志位氏は「政府の方針では社会保障の安定財源もつくれず、財政健全化もできない。デフレ下の消費税大増税によって経済も財政も共倒れになる。これに対して社会保障を充実させ、財政危機も打開していく抜本的対案を示したのが私たちの提言だ」と強調。「この方策によって、社会保障も経済も財政も、一体的によくしていく道が開けるということを大いに訴えていきたい」と語りました。