2012年3月1日(木)
韓国のTV 党都議団を取材
放射能測定調査に注目
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日本共産党東京都議団の放射能測定調査が外国のメディアから注目されています。第2ドイツテレビ(昨年12月)に続き、2月29日には土壌や落ち葉から高濃度のセシウムが検出された都立水元公園(葛飾区)での測定活動を、韓国の放送局KBS(韓国放送)が取材しました。
かち佳代子、あぜ上三和子両都議が、水元公園内で空間線量を測定。和泉なおみ都議候補も参加。15日に採取した落ち葉1キログラムあたり最高8290ベクレルを検出した地点では、地上1メートルで毎時約0・5マイクロシーベルト、地表面は1・5マイクロシーベルトを超えました。取材に、かち氏は「子どもたちの被ばく量を最小限に抑えるために都はきちんと調査し、除染をすべきだ」と答えました。
KBSの取材に、同区在住の女性(44)は、「小学校に通う子どもへの影響が心配です。都はきちんと測り、高線量の場所は立ち入り禁止にしてほしい」と話しました。
KBSは2月28日の都議会も取材。代表質問をした吉田信夫都議はインタビューに「調査・除染をしない、科学的根拠を示さない都を厳しく批判し、都に子どもたちの命を守る責任を果たすよう引き続き求めていく」と話しました。
KBS東京支局のキム・ヨンソン氏は「共産党都議団の調査は、放射能から子どもを守る運動をしている人からの紹介で知った。放射能汚染の状況が良く分かる」と語りました。KBSは福島原発事故の特集番組を、3月上旬に放映する予定です。