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2012年3月1日(木)

党首討論 民・自の“一体化”浮き彫り

年金改革・消費税増税 首相“ゴール同じ”

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 国会で29日に党首討論が行われ、自民党の谷垣禎一総裁は民主党の新年金制度案の行き着く先が見えないと批判しました。

 野田佳彦首相は「(民主と自民のめざす)ゴールが離れているとは思わない」とした上で、自民党が「将来の償還財源を明確にしつつ基礎年金の財源に赤字国債をあてる」としている点について、「償還財源は消費税か」と質問しました。谷垣氏は「その通り」と認めながら、「民主党は消費税増税で足元がまとまるのか」などと問い返す苦しい論戦に終始。社会保障財源を口実に消費税増税を押し付ける両党の違いのなさが浮かびました。

 公明党の山口那津男代表は、社会保障「改革」の全体像を政府が示しておらず「何のための消費税かわからなくなってきている」と述べるだけで、「一体改革」による消費税増税自体には反対しませんでした。


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