2012年2月29日(水)
市役所包囲・デモ行進
大阪 思想調査中止・廃棄求める
労組・民主団体
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橋下徹大阪市長が命じた憲法違反の「思想調査」を中止・廃棄させ、「教育・職員基本条例案」を撤回させようと、大阪の労組・民主団体でつくる市対策連絡会議(市対連)は市議会開会日の28日、400人以上がかけつけて市役所前で包囲集会を開き、周辺をデモ行進しました。
「職員や教員を病気に追いやる2条例はやめてんか」との唱和を聞いた若い女性2人が「『思想調査』をする前にやることあるやろって感じやね」「ほんま腹立つわ」と話すなど注目を集めました。
集会で市対連の後みつる事務局長は、「思想調査」撤回を求める世論と運動の広がりのなかで府労働委員会の勧告と市教育委員会の決定がでたとのべ、「職員と市民が手をつなぎ、どんなことがあっても撤回させましょう」とよびかけました。
市役所労働組合の代表は「職員が明るく、みなさんの方向を見て仕事ができるよう条例案阻止へ頑張りたい」と発言しました。
田中恒子大阪教育大学名誉教授が、「教育基本条例案反対アピール」呼びかけ人の一人、竹下景子さん(女優)から寄せられた「競争と効率だけの教育は真の教育とはいえません」とのメッセージを紹介しました。
日本共産党の清水忠史衆院近畿比例予定候補らがあいさつしました。