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2012年2月24日(金)

無責任と居直り許さない

思想調査中止・廃棄・謝罪求める

志位委員長

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 日本共産党の志位和夫委員長は23日、国会内での会見で、橋下徹大阪市長による違憲・違法な「思想調査」の中止を求めた志位委員長の発言(16日)に対して、橋下氏が「法律に違反しているとか、手続き上問題であるということになれば、しかるべき機関から修正を求められることになるから、それは民主主義のルールのなかで進めていけばいい」などと述べたことについて、「無責任と居直りは許さない」と強く批判しました。

 志位氏は、橋下氏の発言について、「『法律に違反していれば修正を求められる』などというのは、驚くべき無責任な発言だ。自ら正当性も主張できないような行為を行っていることを自認したものだ。ことは憲法19条の思想・良心の自由をはじめ、憲法を幾重にもふみにじる問題だ。そういう行為を行い、批判されても正当性の主張もできない、違法性があればチェックされるなどという無責任な態度をとる。にもかかわらず居直ってやめようとしない。これはあまりに道理がたたない」と強く批判しました。

 志位氏は、橋下市長の「思想調査」に対して、大阪市教育委員会が「教職員には実施しない」と決め、大阪府労働委員会が、「調査続行を差し控えよ」との勧告を行ったことについて、「当然の良識が示された」とのべ、「橋下市長は、厳しい批判に押されて、『思想調査』を『凍結』などと言い出したが、はっきりと『中止』し、回収したデータを『廃棄』し、市民と国民に対して『謝罪』をすることを強く求める」とのべました。


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