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2012年2月23日(木)

米軍属に実刑判決

遺族「地位協定抜本改正を」

那覇地裁

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 昨年1月、在沖米海兵隊フォスター基地勤務の米軍属が日本人青年=当時(19)=を交通事故死させた事件で22日、那覇地裁(鈴木秀行裁判長)は禁錮1年6月の実刑判決を言い渡しました。被害者遺族の代理人を務める池宮城紀夫弁護士が判決後、「息子を突然失った悲しみと怒りは癒やされることはありません。地位協定をきちんと改正しない限り、また、同じような事件が繰り返されるでしょう」との被害者の母親のメッセージを読み上げました。

 刑事責任を問う裁判は、沖縄県民の怒りと運動が、「公務中=不起訴」の日米地位協定の壁を乗り越えて実現しました。被害者の友人(21)も「日米地位協定がある限り、彼(被害者)のように悲しみや苦しみを味わう人が増えます。(墓前には)これからも地位協定の改定に向けて頑張ると伝えます」と語りました。

 日本語と英語で言い渡された判決。黒のスーツで入廷した被告は、わずか20分余の判決言い渡しの間も、ズボンのポケットに手をいれるなどしていました。傍聴した市民からは、量刑の軽さと被告の態度への怒りの声が聞かれました。

 池宮城弁護士は「地位協定の厚い壁をこじ開けたが、これは第一歩でしかない。地位協定の抜本改正が絶対必要との思いはより強くなった。判決で一件落着でなく、これからが出発」と語りました。


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