2012年2月23日(木)
「提言」の“語り部”に
社会保障充実、財政危機打開へ
党政策責任者会議開く
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日本共産党中央委員会は22日、「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」について、党本部で全国政策責任者会議を開催し、各都道府県委員会の政策責任者と衆参の比例代表候補らが参加しました。
報告に立った小池晃政策委員長は「野田佳彦内閣がねらう消費税増税の告発をしっかりやることと一体に、提言の中身を語ることが重要だ」と強調。「提言」の核心部分について「社会保障の再生・拡充と同時進行で、国民の所得を増やし、経済を内需主導で安定した成長の軌道に乗せる民主的経済改革をおこなうことで、相乗効果を発揮することだ」として、「提言」のポイントを説明しました。そのうえで「提言」発表後、党本部に寄せられた疑問や質問に丁寧に答えました。
討論では、大学教員から「画期的、学びがいがある」と歓迎の声が上がったことや、「共産党の候補者と話すのははじめて」という商工会議所幹部と雇用や経済の在り方について議論になったこと、ある市長は「共産党を見直した」と財源論が話題になったことなどが紹介され、「提言」をもとに幅広い共同が広がる可能性があることが、各地から報告されました。
討論後、まとめに立った小池氏は「みなさんが語り部となり、大いにこの提言を掲げて、消費税増税反対のたたかいを広げていこう」とよびかけました。