2012年2月21日(火)
被災地に漁船贈る
鳥取・境港→岩手・山田
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被災地支援として贈られる3隻の漁船が、鳥取県境港市から岩手県宮古市へ向け20日、出発しました。
漁船は岩手県山田町の山田漁民組合(佐々木安教組合長)に贈られます。ワカメ養殖が再開された山田町では、ワカメの刈り取りなどに使う小型船を必要としていました。
船を贈ったのは「宮古市に船を贈る会」(重村六郎代表)で、日本共産党の松尾好行境港市議が、被災地に漁船を贈れないかと船舶販売・修理の境港三栄マリンの重村六郎会長に相談して実現しました。
出発式には、重村会長は所用のため参加できませんでしたが、塚田勝輝社長が代理で参加。塚田社長は「被災地支援は息の長い支援が必要です。みなさんのおかげで形のある支援ができ、被災地のために役に立つことができて感謝しています」とあいさつしました。
陸送の運賃のほか、船外機(1隻は船内外機、船外機は新品1機と中古1機)の費用など約100万円の経費が必要です。松尾市議は、境港三栄マリンの協力に感謝をのべ、募金活動を広げたいとあいさつしました。