「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年2月20日(月)

比例削減に反対

「抜本改革を」声広がる

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 野田・民主党政権が狙う衆院の比例定数80削減に反対する世論と運動が広がっています。選挙制度の抜本改革を求める議員連盟も150人近くが参加。世論調査でも6〜7割が制度の抜本改革を求めています。メディア紙上でも、比例削減や定数削減そのものに疑問を呈する主張や投書が増えています。


議員連盟・世論調査・各紙も

 野田内閣は17日に閣議決定した「社会保障・税一体改革」大綱で「衆議院議員定数80削減」を明記。比例削減にあくまで固執する姿勢を示しています。今週早々にも与野党書記局長・幹事長会談で協議する構えです。

 しかし、先週までに13回開かれた衆院選挙制度改革に関する各党協議会では、民主党以外の各党が現行制度の弊害を指摘。「比例80削減」を明記した「座長とりまとめ私案」にも批判と反対の表明が相次ぎました。

 各紙の投書では、「毎日」は、「『議員定数削減は善』は大違い」(2月17日付)、「国民の議席 切り売りはおかしい」(同15日付)と連日のように批判的な声を掲載。他紙も「削減を増税と結びつけるな」(「朝日」1月25日付)、「選挙制度は完全比例で」(「東京」同28日付)との意見を掲載しました。

 各地でも、さまざまな要求運動と結んで、比例削減に反対する運動を展開。6日には東北4県(青森、山形、宮城、福島)で、労働組合、市民団体が宣伝行動に取り組みました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって