2012年2月12日(日)
過度の競争なくそう
党兵庫教職員後援会 宮本議員教育語る
日本共産党の宮本岳志衆院議員は11日、神戸市内で開かれた「ともに日本の教育と未来について考えましょう―日本共産党を知る集い」(党兵庫県小中教職員後援会主催)で講演しました。
衆院文部科学委員会所属の宮本氏は「私は勉強嫌い、学校嫌いでした」と述懐。「同じような子どもの気持ちがわかる自分が頑張らなくては」とのべたうえで、「いい教育がしたい」「勉強がわかるようになりたい」という教員と子どもの願いが妨げられている大もとに、国連子どもの権利委員会も指摘した、過度の競争と貧困があると指摘しました。
高校無償化や小学1年生の少人数学級をかちとったが、それ以上遅々としてすすまないのは民主党政権が自民党と同じアメリカ、財界いいなりだからであり、それを変えるのが日本共産党であることを説明。教育を壊す「維新の会」の動きにも触れ、「子どもたちの未来のために日本共産党に加わっていただき、ご一緒に成長を」とよびかけました。
北村佳久・党全国教職員後援会代表委員も出席し、労働組合と政党の関係について話しました。
西宮市の小学校教員の男性(25)は「政党には関心がなかったけど、共産党が民主党や自民党と違うところがよくわかり、よかった」と話しました。