2012年2月10日(金)
原発なくす静岡の会発足
県民と共同 浜岡廃炉めざす
静岡県で原発ゼロの日本と浜岡原発(御前崎市)廃炉をめざす「浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会」(原発なくす静岡の会)が8日発足しました。9日は、25人が街頭で署名を市民によびかけました。
昨年7月の浜岡原発の永久停止・廃炉を求める「ひまわり集会」(5000人)、11月の浜岡原発包囲集会(4000人)などの運動をさらに発展させ、原発ゼロの日本と浜岡廃炉で一致する県民の共同した運動をつくろうとするものです。
静岡市葵区で同日開かれた発足総会には、県労働組合評議会、日本共産党静岡県委員会、県商工団体連合会、自由法曹団静岡支部、新日本婦人の会静岡県本部、県民主医療機関連合が参加しました。
代表に選出された林克(かつし)県評議長は、「会を土台にさまざまな人たちと一緒に運動をつくり、世論の力で浜岡原発の再稼働阻止、永久停止・廃炉、日本から原発をなくしていく展望を切り開こう」と訴えました。「原発をなくす全国連絡会」事務局の盛本達也氏、昨年青年たちで原発を考えるパレードを行った「ふきのとう」の下村大和代表が連帯のあいさつをしました。
会は、新たに「浜岡原発の永久停止・廃炉、日本から原発をなくす署名」にとりくみ、12月末までに30万人分をめざします。浜岡原発の永久停止・廃炉を求める署名は1月23日に11万5226人分を経済産業省に提出しました。
3月11日には全国の運動と連携し、県内全市町で幅広い団体や市民によびかけ「3・11メモリアル行動」にとりくみます。