2012年2月7日(火)
比例削減反対
「小さな声 国会に届かなくなる」
東北4県 市民ら宣伝
民主党野田政権が衆院比例定数を80削減する法案を今国会に提出しようとしていることに反対して、東北4県(宮城、青森、福島、山形)の労働組合や市民団体などが6日、いっせいに宣伝しました。
宮城県内の市民団体や労働組合、弁護士などでつくる「比例定数削減を許さない宮城連絡会」は、仙台市の中央通り商店街で宣伝・署名行動をしました。
参加者が交代でマイクを握り、「比例定数削減は許せません。民意が国会に届かなくなります」と訴え、市民にリーフを手渡しながら署名を呼びかけました。
「いま、就職先がないなど困っている若い人がたくさんいます。小さな声が国会に届かなくなったらだめです」と青葉区の若い女性が署名。「まず、あるべき選挙制度を議論しないとね」と話す男性や「比例削減反対はその通りだが、議員歳費削減も言ってほしい。政党助成金はなくすべきだ」と注文をつける高齢者などが署名しました。
青森県では、「戦争いやだ 憲法守れ!県民の会」のメンバーが青森市内で宣伝し、「消費税を上げるのを口実に比例定数を減らすのはおかしい」と署名する人もいました。