2012年2月5日(日)
雇用安定へ共同さらに
自治労連が非正規交流集会
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雇用安定や均等待遇の実現で、よりよい住民サービスをめざそうと、第20回自治体非正規・公共関係労働者全国交流集会が4日、香川県内で始まりました。自治労連非正規雇用・公務公共関係評議会の主催で、全国から300人が参加しました。
自治労連本部から猿橋均書記長があいさつし、2012年春闘をたたかう方向について、賃上げは「論外」とした財界・大企業のわがまま勝手を許さず、社会保障改悪と消費税増税などをすすめる野田政権の悪政を打ち破る攻勢的な運動にすることを強調。自治体・民間の非正規雇用労働者の運動で、最低賃金引き上げ、パート労働法改正、公契約運動など、働くルールの確立にむけて共同が大きく前進したと語り、雇用の安心にむけた運動のいっそうの発展をよびかけました。
非正規公共評の大場みゆき議長が、20年のたたかいの前進を報告。松原秀一事務局長が基調報告で、3月度更新時の雇い止めや、指定管理者制度の指定変更にともなう雇い止めの阻止、賃金・労働条件の改善とあわせて、パート労働法の改正、公契約条例の制定などをめざす運動の強化を提案しました。
特別報告で各地域の代表が発言し、名古屋市職労の代表が、非正規職員の有休取得、健康診断の受診を勝ち取ってきた運動を報告しました。