2012年2月2日(木)
日本共産党 消費税増税阻止闘争本部発足
「党の総力あげて阻止」
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日本共産党中央委員会は1日、野田内閣が狙う消費税10%への増税を阻止するため、市田忠義書記局長を本部長とする「消費税増税阻止闘争本部」を発足させ、党本部で初会合を開きました。
市田氏は、「消費税増税反対の大義を明らかにし、対案を示す論戦とともに、わが党と自覚的勢力が消費税増税反対の運動の先頭にたって奮闘しつつ、たたかいの輪を広げ、大きな波をつくることに本腰で取り組む」と闘争本部設置の目的をのべ、「本格的な宣伝、各種団体との対話と共同をすすめ、増税を打ち破っていきたい」と決意を語りました。
初会合では、野田政権の狙う消費税増税と社会保障切り捨ての「一体改悪」が、過去に例のない破壊的な影響を暮らしと経済・財政に与えること、世論は増税反対に明らかに変化していること、一方でマスメディアによる誤った議論が振りまかれ国民に影響を与えている―などの情勢が報告されました。
取り組みの方向が議論され、当面3月末までのたたかいを焦点とし、党の総力をあげて消費税増税を阻止することを確認しました。
本部長代理に小池晃政策委員長、事務局長に有坂哲夫幹部会委員が就きました。