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2012年1月30日(月)

政党助成金“返上せよ”市田氏主張

ムダ削る姿勢ない民主

NHK番組

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 日本共産党の市田忠義書記局長は29日、NHK番組「日曜討論」で、国民的な批判が高まる政党助成金について「ムダ遣いであるのと同時に、政党のあり方が問われている。自分たちはぬくぬくと税金で政党の運営をやりながら、国民には消費税増税を強いる。民主党は『官から民へ』といいながら、『国営政党』そのものではないか」と指摘し、返上を呼びかけました。

 民主党の樽床伸二幹事長代行は「定数削減は一番高いハードルだ。あれもこれもやると、一番高い山を登る馬力がうせる」などと述べ衆院比例定数削減は進めながら、助成金には手をつけない考えを示しました。

 「共産党は政党助成金に反対で受け取っていない」と紹介された市田氏は、民主党が本部収入の82%を税金でまかなっている実態を示し、「山が高いと言われたが、『返上する』と言えばすぐできる」と言及。「ムダを削る」といいながら、政党助成金だけは温存する民主党の姿勢を批判し、「返上する気があるのか」と問いました。

 樽床氏は「定数削減の『山が高い』といった。誤解だ」などとごまかし、助成金については「法律のもと」でもらい続けることを表明。市田氏が「全然、身を削る気持ちがない。どうして聖域にするのか」と畳み掛けると、樽床氏はだんまりを決め込みました。

 国民新党の下地幹郎幹事長は「政党助成金をもらったから身を削っていないとはならない」などと主張。自民党の田野瀬良太郎幹事長代行も「議論はいいが、どれもこれもとはできない。まず定数削減が先だ」と述べるなど、政党助成金の返上に背を向けました。


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