「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年1月25日(水)

増税談合を自公に懇願

野田首相が施政方針演説

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 野田佳彦首相は24日、衆参両院で施政方針演説を行い、社会保障改悪と消費税増税の「一体改革」の関連法案を3月末までに提出する考えを改めて表明しました。

 首相は、自公政権時代に消費税増税協議を呼びかけた福田康夫首相(当時、2008年)と麻生太郎首相(同、09年)の施政方針演説を引用し、「私が目指すものも同じ」と発言。民主党政権が旧自公政権と全く変わらないことを認めて、増税談合に応じるよう自民・公明両党に懇願しました。

 大増税押し付けの口実として、衆議院比例定数削減を今国会で実行するため、「リーダーシップを発揮する」と述べました。

 日米同盟について「世界の安定と繁栄のための公共財」だと強調。沖縄県民の総意を踏みにじる米軍普天間基地の辺野古への「移設」も、「日米合意を踏まえ」て推進する考えを示しました。環太平洋連携協定(TPP)についても「関係国との協議を進めていく」と表明し、アメリカにつき従う姿勢をあらわにしました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって