「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年1月23日(月)

憲法「改正」を前面に

自民党大会 運動方針を採択

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 自民党は22日、東京都内のホテルで党大会を開き、「政権奪還」をうたう2012年運動方針「新生自民党の挑戦」を採択しました。憲法「改正」で保守政党としての独自性を打ち出しました。しかし、消費税増税や原発再稼働、米軍普天間基地「移設」などの重大な懸案では現在の民主党とまったく違いのない姿が改めて明確になりました。

 谷垣禎一総裁は「自民党は先の総選挙でも参院選挙でも消費税を引き上げないと国家が成り立たないと堂々と訴えた」と強調。その上で「(政権公約違反の)民主党に政治的良心があるなら総選挙をやり直し、今度はウソをつかずに国民に審判をあおいだらどうか」と述べました。

 一方で「なぜ、体たらくの民主党に政権を譲ったのか」と自問したものの、「与党の座に長くいたために政権に安住して緊張感を失い、内部対立をさらけだして的確な政策実行を怠った」と問題をすりかえるだけで、「政治を変えてほしい」との09年の総選挙結果に無反省なままでした。

 茂木敏充政調会長は政策報告で「議員定数の削減と公務員給与の削減で、自民党のスタンス(立場)は明快だ。議論、協議は行う」と述べ、民主党政権と協議する方針を表明しました。

 公明党の山口那津男代表と日本経団連の米倉弘昌会長が来賓としてあいさつ。山口代表は「自民党に対する期待は高まっている。みなさんと力を合わせてがんばりたい」と述べ、自民党と協力して早期の衆院解散・総選挙を求める考えを強調しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって