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2012年1月18日(水)

ヘリパッド工事強行

防衛局 重機うならせ住民威圧

沖縄・高江

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写真

(写真)住民を重機で威圧する防衛局職員ら=17日、沖縄県東村高江

 垂直離着陸機MV22オスプレイの配備を想定し、沖縄県東村高江周辺で進めている米軍ヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)建設問題で17日、沖縄防衛局は今年初めての工事を強行しました。県がアセス評価書を受理し、防衛相が代わった直後の工事再開です。

 午前10時半ごろ、大型重機を伴い防衛局職員や業者ら約20人が建設予定地に向かいました。話し合いを求める住民を無視し時折、重機をうならせて威圧。木材搬入などを試み、午後4時前に撤収しました。

 防衛局は昨年11月15日、8カ月ぶりに工事を再開。人権無視の暴言で田中聡局長が更迭された同月29日にも工事を強行して県民の怒りを呼び、以後、強行できないでいました。

 地元の伊佐育子さん(51)は「いんぎんな言葉とは裏腹に、防衛局は私たちを威圧し、あわよくば『業務妨害』で犯罪者にしたてようとしています。全国の方に実態を知ってほしい」と語っていました。


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