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2012年1月18日(水)

穀田氏

増税談合の場に反対

民主国対委員長が会談提案

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(写真)会談する(右から)佐々木、笠井両国対副委員長、穀田国対委員長と、民主党の城島国対委員長、樽床幹事長代行ら=17日、国会内

 民主党の城島光力国対委員長が17日、新任あいさつのため国会内の日本共産党控室を訪れ、消費税増税などに関する与野党協議を呼びかける幹事長・書記局長会談を19日に開催したいと提案しました。城島氏は他党にも同様の提案を行いました。

 与野党協議について城島氏は、消費税増税に向けた「社会保障と税の一体改革」、1票の格差是正と議員定数削減、郵政改革などの懸案事項について協議したいと説明しました。また、幹事長・書記局長会談に先立ち与野党国対委員長会談を開いて仕切り直しを求める意見があることを踏まえて検討したいとのべました。

 これに対し日本共産党の穀田恵二国対委員長は、公約違反である消費税増税の談合の場の設定については強く反対する考えを改めて表明しました。

 与野党協議のテーマに1票の格差是正などをあげていることに関して、衆院選挙制度に関する各党協議会で民主、自民以外の各党が選挙制度の抜本改革を求めていることを指摘し、この協議を棚上げにしたやり方は許されないとのべました。

 穀田氏はまた、政権党の国対委員長として国会の民主的運営に力を注ぐべきであり、とりわけ多数で押し切るような横暴なやり方はせず、少数政党の意見も踏まえることを求めました。

 会談には日本共産党から佐々木憲昭、笠井亮の両国対副委員長、民主党の樽床伸二幹事長代行らが同席しました。


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