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2012年1月14日(土)

「定数削減にスピード感」

首相 増税法案提出前にも結論

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 野田佳彦首相は、13日、首相官邸で改造内閣発足後初の記者会見を行い、国会議員の定数削減について、「もっとスピード感をもってやるべきだと思う」と述べ、消費税増税法案の提出前にも結論を得たいとの考えを述べました。

 首相は定数削減のスケジュールについて、「1票の格差はある程度の日程がある。区割り審議会(の勧告)を念頭にしている」として区割り見直しの期限とされる2月25日をめどにする考えを示しました。

 また、「比例区の扱いと小選挙区とのバランス、選挙制度改革全体で各党によって多様な意見があるが、結果を出さなければいけない」と述べ、「(社会保障と税の)一体改革の法案は3月末までに提出する。なるべくそれよりはやく結論が出たり、かたちが見えるようにしたい」と述べ、増税法案提出の前に定数削減についての結論を得たいとの考えを述べました。

 また、野田首相は、消費税増税のための与野党協議について、「自民党のなかでも『正々堂々と議論したほうがいい』と発言する有力な政治家も出ている。執行部の対応も変わる可能性がまだある」と述べ、期待を表明。解散・総選挙については「(消費税増税を)実施する前に信を問う」と述べましたが、その時期については言及を避けました。


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