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2012年1月14日(土)

大阪教育基本条例案 反対アピール

賛同広がり114人に

「おしつけ教育は豊かな人間性と相反する」

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 大阪市の橋下徹市長が率いる「大阪維新の会」が大阪府議会に提出した教育基本条例案に反対するアピールに賛同が広がり、賛同者数は13日までに114人に上っています。

 アピールは昨年11月に女優の竹下景子、東京大学教授の佐藤学、教育評論家の尾木直樹の各氏らが呼びかけたもの。知事が設定する教育目標に従わない教育委員や教職員を罷免、処罰する条例案を「教育の力を萎えさせ、子どもたちから伸びやかな成長を奪う」と批判しています。

 昨年11月の発表後、赤川次郎(作家)、天野祐吉(コラムニスト)、宇都宮健児(弁護士)、大林宣彦(映画監督)、是枝裕和(同)、澤地久枝(作家)、志茂田景樹(同)、中谷彪(元大阪教育大学学長)、藤本義一(作家)、山ア高哉(大阪総合保育大学学長、元大阪市教育委員長)、山本健慈(和歌山大学学長)の各氏をはじめ、幅広い文化人、関西の大学関係者ら新たに56人から賛同が寄せられています。

 新たな賛同者からは、「ある意図のもとのおしつけ教育は豊かな人間性と相反する人間を生み出します」(志茂田氏)、「この問題はひとり大阪だけの問題ではなく、日本全国に及ぶ問題です」(山ア氏)、「先生たちが不自由になること、放っておけません」(俳優の根岸季衣さん)などのメッセージが寄せられました。

 28日午後1時30分から、守口市の守口文化センターで、アピール呼びかけ人の主催による「教育基本条例に反対するシンポジウム―ともに考えましょう 子どもたちの未来と大阪の教育」が開かれます。


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