2012年1月13日(金)

原発ゼロ３・１１全国行動を

「全国連絡会」運営委がアピール

　労働組合や民主団体などでつくる「原発をなくす全国連絡会」運営委員会は１２日、東日本大震災と東京電力福島原発事故から１年となる３月１１日に原発ゼロをめざす全国いっせい行動をおこそうと呼びかけるアピールを発表しました。

　アピールは、原発事故から１０カ月たっても収束しないなか、野田佳彦首相が再稼働や輸出など原発に固執しようという姿勢をあらわにしていると指摘。「『原発ゼロ』こそ、福島原発事故が問いかけたことに対する私たちがこたえるべき道ではないでしょうか」と訴えています。

　原発事故以来、全国各地で「原発ゼロ」や「子どもを放射能から守れ」をかかげた集会やデモなど行動が広がり、原発はいらないという世論は確実に広く深くなっていると強調。「３・１１」にむけて、大震災被災者と福島の仲間と連帯した集会やデモが計画され、「私たちも、東京で集会をおこないます」と紹介しています。

　アピールは、さらに津々浦々で行動を広げようとのべ、「『３・１１』が『原発ゼロ』への大きな歴史的転機となるよう力を合わせましょう」と呼びかけています。