2012年1月10日(火)
“増税でなく復興でしょ”
消費税なくす会宣伝に新成人
東京・豊島
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消費税をなくす全国の会と東京の会は成人の日の9日、東京都豊島区の成人式会場となった帝京平成大学前で、政府・民主党が決めた消費税10%への増税に反対する署名とシールアンケートへの協力を呼びかけました。振り袖やはかま姿の新成人から、「増税ではなく震災からの復興が大事」「景気が悪いのに増税なんておかしい」という声が寄せられました。
会員らは、消費税増税反対を訴えるビラを配布。「消費税を増税したら困ると思わない?」と問いかけると、「消費税増税には反対でしょ」と元気にこたえて反対のボードにシールを貼った男性(20)がいました。「社会保障を切り捨てて消費税増税なんてありえない。国民をなんだと思っているのでしょう。民主党は支持できません」と話しました。
数人のグループで会場に来た別の男性(20)は、「消費税は東日本大震災で苦しんでいる被災者にも負担がかかるんですよね。国民に負担を押し付けちゃだめですよ」といって友人の分も代表して反対にシールを貼りました。
女性(20)は、日本共産党以外の政党が年間320億円も受け取っている政党助成金について「税金のむだ遣いをしていて消費税をあげるなんて国民は納得しないと思う」と語りました。