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2012年1月10日(火)

「普天間」返還へ決意

沖縄・宜野湾市長選 イハ氏が出馬会見

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(写真)出馬表明の記者会見で決意を語るイハ洋一氏=9日、沖縄県宜野湾市

 2月5日告示(12日投票)の沖縄県宜野湾市長選でイハ(伊波)洋一前市長は9日、立候補を正式に表明する記者会見を行い、市民生活を守り、「普天間基地の閉鎖・返還」「県内移設反対」を貫く宜野湾市政継承・発展の決意を語りました。

 イハ氏は、立候補を決意した理由として、(1)病気辞任した安里猛市長に代わって諸事業の完成(2)普天間基地問題の解決(3)街づくりや産業振興、人材育成策の実現―を指摘。「市民や地域はもちろん、国や県、米国政府や米連邦議会と深く話し合うスタンスで市政を進めたい」とのべ、普天間基地問題の解決・街づくりの抱負を語りました。

 記者会見に先立ち、イハ氏は、日本共産党、社民党、沖縄社会大衆党3党と宜野湾市議会3会派との間で基本政策に調印しました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、「イハさんは“革新市政が経済を疲弊させた”とのデマ攻撃に、税収や予算規模の増加ぶりを具体的に示して、宜野湾市の元気さをきちんと説明された」と実績や政策の優位性を強調。「出馬表明した自民党県議は、辺野古『移設』を主張してきた従来の立場や、改憲団体『日本会議』のメンバーであることを県民に明らかにすべきだ」と指摘しました。


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