2012年1月10日(火)
新成人
“不満は就職難と原発”
民青同盟がアンケート 東京・渋谷
日本民主青年同盟中央委員会は9日、東京都渋谷区の成人式会場前で新成人に対する生活や社会・政治についてアンケートをよびかけました。
田中悠委員長がマイクを持ち、新成人へのお祝いの言葉をのべ、東日本大震災や東京電力福島原発事故からの復興支援や、原発ゼロをめざすとりくみ、就職活動のルールづくりなど、若者の要求実現のため取り組んできた共産党と民青同盟の活動を紹介。「これからの時代を担う新成人の皆さん、ぜひいっしょに社会を学び、ともに活動していきましょう」と訴えました。
アンケートは「いまの社会で気になること」「これからの日本社会はどうすべきだと思いますか」などの問いに答えてもらうもの。約50人の新成人が応じ、就職難や原発問題などに対する不満や意見が多く出されました。
振り袖姿の女子学生は、「来年再来年には私も就職活動なので、就職難は怖いです。学校で学んだ知識を生かせる仕事につきたいです」と語りました。
「福島に祖父母が住んでいるから、原発事故は本当に腹がたちます」と話すのは、法律を学んでいるという男子学生。「僕らの将来に、あまりにも大きい借金を残してくれましたよね。せっかく成人したので、政治とかについてももっと勉強して、原発のない社会にできたらと思います」と話しました。
この活動には、日本共産党渋谷地区委員会から、いがらし千代子、牛尾まさみ、しんぽ久美子、すがの茂、田中まさや、トマ孝二の各区議が参加しました。