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2012年1月9日(月)

真冬の川 わく歓声

大分 新春行事「ホーランエンヤ」

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 締め込み姿の男たちが真冬の川に飛び込む新春行事「ホーランエンヤ」が8日、大分県豊後高田市の桂川で行われました。(写真)

 この祭りは、江戸時代の中頃から伝わる恒例行事で、高田地域が島原領(長崎県)の領地であったころ、年貢米を運ぶ船の航海安全と豊漁を祈願して始まったとされます。

 大漁旗などで彩られた宝来船は、男たちが「ホーランエンヤ、エンヤサノサッサ」と威勢のいいかけ声を響かせ、市の中心部を流れる桂川を左右に蛇行しながらさかのぼります。

 川の両岸の見物人から祝儀の酒が差し出されると、男たちが水温6度の川に次々と飛び込み、祝儀を受け取ります。船からは紅白の縁起餅が岸に向かってまかれました。男たちが川に勢いよく飛び込むたびに、大きな拍手と歓声があがりました。(大石忠昭通信員)


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