2012年1月7日(土)
九州玄海訴訟 原告1万人めざす
「原発ゼロ」あなたも
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「原発なくそう!九州玄海訴訟」弁護団は6日、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)をなくす裁判の原告団を1万人募る宣伝・ビラ配布を福岡市・天神パルコ前で行いました。
弁護士10人、支援者5人が、横断幕やのぼり旗を掲げて宣伝。買い物客や昼休みのサラリーマンらに、「原告参加申込書」などを入れた封書を手渡しました。
九州玄海訴訟は、国と九電を相手取り、今月31日に1000人以上の原告団で佐賀地裁に第1陣提訴。玄海原発の危険性・不合理性を問い、永久運転差し止めを請求します。
街頭宣伝では、弁護士たちがマイクで、「子どもからお年寄りまで、どなたでも原告になれます」「再生可能な自然エネルギーに転換させましょう」などと訴えました。
椛島(かばしま)敏雅弁護士は「原発・核兵器と人類は決して共存できない」とのべ、「原告数はすでに1000人を超えました。目標の1万人原告の1人に加わってほしい」と語りました。
封書を手にした男性(28)は「『原発ゼロ』の社会にすることには賛成だ。原告になるかどうか、もう少し考えたい」と話しました。