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2012年1月3日(火)

被災者同士 力一つに

福島 浪江町の避難者 餅つき会

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(写真)福島市内にある森合町応急仮設住宅で餅つき会=2日

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で、福島市内の森合町応急仮設住宅で避難生活を送る浪江町の被災者たちは2日、ボランティア団体の支援で新春餅つき会を開きました。

 「たくさんの人たちのお世話になって新年を迎えられました。うれしい」というのは78歳の男性です。「地震が起きてすぐに高台に避難して助かりましたが、津波で家を流されました。今年はいつもの正月とは違う。先行きの見えない年明けです」といいます。

 同仮設住宅自治会長(76)は「昨年は思いもよらない急な災難にあいました。被災者同士仲良く楽しくやっていきたい」と年頭の抱負を話します。

 「農家だったので浪江でも餅つきはやっていたが今年は仮設暮らしの正月。年が改まり力を一つにまとめていきたい。これからが大変になると思います」と、困難に立ち向かう思いを語っています。


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