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2011年12月31日(土)

正月の餅にニッコリ

共産党が被災者に届ける

宮城・塩釜

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 宮城県塩釜市の日本共産党塩釜震災復興救援センターと党塩釜北部支部は30日、県が借り上げた被災者用住宅に避難している人たちを訪問し、九州からの支援物資の餅米でつくった正月用の餅を届けました。

 被災者の所在が点在しているため借り上げ住宅の被災者への支援が行き届かず、同センターでは、こうした市内97世帯の被災者にアンケートで聞き取りをおこない、「お正月に1回でいいから、お餅を食べたい」との声が寄せられ、今回実現したもの。

 「約束守ってくれたんだね。ありがとう」と笑顔になった女性(63)。「浸水被害の大きかった舟入町から息子と避難しています。電気代がかかるのがこわくて、エアコンはほとんど使わず、なるべくふとんの中にいます。ストーブがほしい。震災で動いてくれたのは共産党だけ」と話しました。

 餅には「一日も早い復興を 希望」とプリントした紙が同封され、それを見た女性からは「希望をいただきました。ありがとう」と喜ばれました。

 この日行動した一人、中川邦彦さん(66)=前党市議=は「喜んでもらえて私たちもうれしい。数々のお手伝いや全国の支援物資のおかげです。被災者の実態に光を当てることは行政の役割です。私たちも要望を聞き、今後も支援を届けたい」と話しました。


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