2011年12月30日(金)
断熱シート助かります
震災・津波被害の千葉・旭市 党と民青 支援物資届ける
畑野比例予定候補ら
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千葉県の日本共産党北部地区委員会と民青同盟県委員会は28日夜、東日本大震災で大きな被害を受けた旭市の仮設住宅に暮らす被災者に支援物資を配りました。党の畑野君枝比例予定候補、太田まさのり旭市議、日色あきひろ匝瑳(そうさ)市議が同行しました。
同市では、津波による死者が13人、行方不明者2人、住宅被害は3677戸(11月末)に及びます。200戸の仮設住宅に174世帯450人(12月現在)の被災者が入居しています。
党の居住者向けアンケートには「断熱材の設置が必要」「湿気に加え結露が発生して困っている」と多数が回答。電気カーペットや電気ストーブなど寒さ対策を求めています。
支援ボランティアは米と断熱シートを手に「党に寄せられた救援物資を届けに参りました。国、県、市に要望がありましたらお聞かせください」と1軒ずつ訪ねました。
津波で全て流されたという夫婦は「寒くてたえられない。床が冷たくて断熱シートは本当に欲しかった。ストーブとサンダルがあると助かります」と涙ながらに感謝しました。
同地区委員会は引き続き要望の強い、電気ストーブ、電気カーペット、電気毛布の提供を訴えています。