2011年12月30日(金)
「通常国会に定数削減法案」 首相
野田佳彦首相は29日、消費税増税の具体案を議論する民主党の税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会の合同総会に出席し、次期通常国会に国会議員の定数を削減する法案を提出する考えを示しました。
野田首相は「本来ならば、『1票の格差』を是正し、(国会議員の)定数を削減することについて、先の臨時国会で成案を得ていなければいけなかった」とした上で、「次の通常国会は日本にとって大きな正念場だ。われわれの考えている政治改革はこういうものですということをまとめて法案を提出し、成立を全力をもって期すことが大事だ。(国会議員の)定数削減の私たちの考え方はまとまっている。早期に出して成立を期すように樽床幹事長代行に指示したい」と発言しました。