2011年12月26日(月)
原発ない日本をプレゼントしよう
福島 青年らXマスパレード
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「放射能の不安に悩むあなたに原発ゼロの日本をプレゼント」。福島市中心街で25日、青年たちのクリスマスパレードがおこなわれました。
サンタクロース姿の青年たちが、「放射能の不安から解放されたい」「一方的な事故収束宣言を撤回してほしい」「原発を置き続けないで」などと訴え、商店街や駅前通りなどを歩きました。
振り返る人、笑顔で手を振る人、自転車を止めてうなずく若者。ときおり雪がちらつき零度近い寒気のなかでも、共感の声が上がります。「こういうパレードはいいことです。原発ゼロは私も賛成」とJR福島駅に向かっていた女性(20)。パレードを携帯電話で撮影する若い外国人女性もいました。
主催したクリスマスパレード実行委員会の樅山悟史事務局長は、「原発事故収束という政府の宣言はとんでもない。3月11日以前には戻れませんが、原発ゼロをプレゼントしようとパレードを企画しました。原発はいらないという声を街の中に響かせましょう」とあいさつしました。